有名人の戒名

有名人の戒名

この世での名前を「俗名」と表現しますが、あの世にいってから使う名前のことを「戒名」としています。戒名とは一般的な仏教での呼び名となりますが、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」という呼び方をしています。

戒名は、仏門に入った証であり、厳しい修行をした僧侶に与えられるものですが、最近では、社会に貢献した功績やその方の生涯にふさわしい文字で授けられるようになりました。では、ここで有名人の戒名を見てみましょう。

◎豊臣秀吉・・・国泰裕松院殿霊山俊龍大居士
◎武田信玄・・・法性院機山信玄
◎田中角栄・・・政覚院殿越山徳栄大居士
◎美空ひばり・・・茲唱院美空日和清大姉
◎青島幸男・・・廉正院端風聚幸大居士
◎鈴木その子・・・白蓮院妙容日苑大姉

仏教徒としての位は、社会的地位やお寺への貢献度、学徳などが評価されて与えられますが、これらの有名人の戒名を見てみると、どの戒名も故人のしてきた功績や人柄を表すような戒名です。

戒名の文字数は、仏の世界は平等であるということから、誰もが2文字と決まっています。ところが、最近は、そこへ「戒名」とは別に「院号」「道号」「位号」などが加わり、その方の位を表すようにしています。 「院号」は、寺院や宗派・社会的に大きな貢献をした方、たとえばお寺を建立した方などにつけられます。 「道号」とは、仏教を会得した方に付けられ、格の高い方に与えられます。僧侶などは生前から戒名を持っていると言いますが、すでに道号もつけて名乗っている僧侶もいるようです。 「位号」は、戒名の下につけられる文字で、性別や年齢によって付けられるもので、位などによって異なるわけではありません。

よく御布施の額によって戒名も変わるなどと言いますが、実際には戒名には値段はないものの、相場としてあえていうとすれば3万~5万円位となります。ただし、実質的にはお布施として包んだ金額が戒名の値段とされています。お布施の金額は僧侶によっても異なりますが、おおよその相場が3万円~5万円位だとされていますので、イコール戒名もその額と理解されているわけです。ただし、戒名は一文字10万円するという説もありますが、これは読経料も含んだ金額となるからです。とは言え、これは戒名だけの金額ですので、そこに「院号」や「道号」「位号」を付けると、高いものでは100万円以上してしまう場合もあるようです。

しかし、宗派や僧侶によってはすべて無料でつけてくれるという場合もあるようなので、ご自身の宗派のお寺に聞くのが一番よいのかもしれません。

 
       
       
       
       
       
       
       
       
       

 

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